合田 佐和子 展 ミルラ

鎌倉に住んで19年 チャペルのようなギャラリーに出会い
この町ではじめての個展をいたします

2012年5月10日(木)〜 24日(木)
11:00〜18:00

ミルラ:Myrrhをたずねて

私の作品はレンズの効果によって出来上がっています。
レンズを通したもの、写真をさらにトリミング、クローズアップしたものがほとんどです。
それとともに、以前から’ミルラ:Myrrh’ という語感・響きに魅せられ、時折り絵のタイトルにもしてきました。
その神聖・受難という意味あいを持つ香料、没薬(ミルラ:Myrrh)の香りというのが、実に言葉にたとえようもないもので、とらえどころのわからないこの香りを、作品全体で表現しようとしたものが今回の展示作品です。その香りの一端でも表現できていれば幸いです。
ミルラは東方の三博士がイエス誕生の際に黄金・乳香とともに捧げた香料でもあります。

合田 佐和子

合田 佐和子 プロフィール

1940年、高知市に生まれる。
1962年、武蔵野美術学校(現在の武蔵野美術大学)本科商業デザイン科卒業。
原体験が戦後の焼け跡だったため、幼少よりガラクタ収集癖があり、瀧口修造のすすめでガラクタのオブジェを発表してデビュー(1965年、銀芳堂)。膨大な量のオブジェをつくり個展を重ねるが、
1971年、ニューヨークに滞在中道端で拾った銀版写真がきっかけとなり、以後写真を見て描く油彩画の制作を行う。
1980年代にはポラロイド、パステル、鉛筆画、16ミリ、ヴィデオ、写真、エッチング等を次々と発表。並行して1966年より唐十郎、寺山修司等の舞台、映画美術等も多数担当する。
長い間エジプトに魅かれ、1985年にアスワンのヌビア人の村に1年間移住した。クローズアップ写真による、眼・ばら・貝・石のシリーズと共にエジプトはその後のテーマとなっている。幻と見まごうばかりの現実、超現実、ふしぎな類似といったものに一貫して関心を寄せてきた。
1982年、「瀧口修造展」(富山県美術館)、
1992年、「アダム&イヴ展」(埼玉県立近代美術館)等に作品を出展。
2001年、「森村泰昌と合田佐和子展」(高知県立美術館)、
2003年「合田佐和子・影像」(渋谷区立松濤美術館)が開催された。著書『ポートレート』『パンドラ』『眼玉のハーレム』『銀幕』『ナイルのほとりで』『みずうみ』『影像』。
共著『女神イシス』『雨月の使者』等数多く出版。

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