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《翳》の写真は、わびさびの「わび」に興味をもった時、茶道具の撮影と平行して撮った。黄金が発する金色の光を追いかけていたら、必然的というような経緯で、侘びたものに眼が魅かれていった。僕が考える「わび」は、ひっそりと片隅に、地味に存在する美ではなく、それまでの中国から招来した完璧な美に対して、こんな不完全なものしかもってなくてごめんね、というような一種の開き直りにつながる強さを感じた。それで日常生活周辺の中から眼に留まったものを撮り、風景、茶室、茶道具を合わせて『わび』という本に載せた。(『感性のバケモノになりたい』より一部抜粋)

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